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エビちゃん日記
- 日々日々フルーツバスケット
- 食・農業・環境
表題を見て、
「竹菜レシピ」? 何それ?
-と思われたでしょうか。
「野菜」という言葉があるなら、
竹類を食べる「竹菜」(ちくさい)
という言葉があっても
イイじゃないか、諸君!
そうだ、そうだ、異議なし!
よし、この言葉を世に広めよう!
とまあ、そんなノリで、
「ラーメンに乗せるだけじゃない」
メンマの食べ方を広げるための
レシピコンテストが行なわれた。
名づけて「竹菜レシピEXPO」。
この企画は、10月13日(日)、
長野県飯田市で開催された
「第6回純国産メンマミット」
のメインイベントの一つとして
呼びかけられた。
レシピ募集が始まったのは5月。
我が社もチャレンジすべく、
弊社製品のレシピ担当(契約ですが)、
地元・丹那在住の野菜ソムリエ、
神尾かおりさん
に協力を依頼。
かおりさんはすぐざま応じてくれて、
3つのレシピを考案。
「伊豆の里山めんま」開発当時に
作ってくれたレシピも合わせて、
6点を出品した。
そして7月末、選考の結果、
エントリーされた47レシピから、
「伊豆の里山めんまディップ」
が、フファイナル6作品のひとつに
選ばれたのである!!
ファイナル進出といっても、
企画趣旨は「競争」ではないので、
メンマサミットの会場で
6チームがそれぞれレシピを実演し、
試食会に臨むという趣向である。
今年で第6回を迎えた
「純国産メンマサミット」。
2017年に各地で広がり出した
「ご当地メンマ」の関係者が集まって
「純国産メンマプロジェクト」
が結成され、12月に京都で
第1回のキックオフミーティング
が開かれた際の参加者は
58名だった。
それが回を重ねるごとに
参加者が増え、昨年
福岡県糸島市で開催された
第5回では400人。
そして今回は何と500人の
関係者が飯田に集まった。
「美味しく食べて竹林整備」
を合言葉に、
メンマプロジェクト会員は
今や39都府県150団体・個人
にまで広がった。
まあそれだけ竹林が荒れてきた
ってことでもあるか。
その第6回メンマサミット。
会場となったのは
南信州・飯田産業センター
「エス・バード」。
本会場でのプログラムに先立って、
11時から調理室にて
「竹菜レシピEXPO」の開催。
ファイナリスト・プレゼンターは
9時前から会場に入り、
準備を始める。
抽選で選ばれた方に関係者含め、
50人分の試食を用意する。
右がソムリエ・神尾かおり氏。
左は助っ人をお願いした江本秀子さん。
普段は福祉施設で働いている方。
準備を終え、本番開始前に
みんなで
「今日は頑張りましょう!」
の簡単セレモニー。
これが丹那の野菜ソムリエ・
神尾かおり考案、
メンマの常識を覆す!
「伊豆の里山めんまディップ」
です。
(紙皿中央の薄緑色のやつです。)
レシピはいたってシンプル。
家庭で簡単にできる方法で、
しかも幼児から歯の悪い高齢者まで
メンマを楽しめるものを。
あえてメンマのシャキシャキ感を
捨てて、何にでも合うディップに!
相性の合うものとして選んだのが、
脂分のあるアボガド。
メンマを刻み、
アボガドは皮と種を取りカットして、
レモンを加え、
フードプロセッサーにかけて
ペースト状にするだけ。
「伊豆の里山めんま」は
無添加で味付けしてあるので、
その調味液も捨てずに使う。
それだけ。
今回は、信州・飯田で調達した
りんごに人参のスティック、
クラッカー、ご飯を用意した。
さあ、
めんまディップをつけて、
召し上がれ!
反応は上々。
ディップという意外性だけでなく、
その多用途性に
調理の簡単さがウケた。
嬉しかったのは、
地元高校生らしき若者から
「これ、チョーうまい!」
と声が上がったことだ。
お替わりまでねだられた。
「ご飯に合うねぇ」の声には、
かおりさんも待ってましたとばかりに、
「〇〇〇の『ごはんですよ!』ってあるけど、
これからは『メンマですよ!』ですよ」
と身を乗り出す。
「商品化してほしいわ」
という有り難いお言葉も頂戴したが、
そこまで考えてなかったので、
「どうぞご家庭で楽しんでください」
と逃げた。
「EXPO」というわりには
細やかなイベントだったけど、
これが最初の一歩だ。
そのファイナリストに選ばれたのを
光栄としたい。
片づけを終えて、
ファイナリストたちで記念撮影。
来年、また会いましょう。
もっと磨きをかけて。
午後からは全体会場での
プログラム。
2名の方による講演に
パネルディスカッションが行われたが、
もう疲れたので、報告は割愛。
ちなみに来年度は
徳島県阿南市で開催されることになった。
僕が通った母校のある町だ。
故郷もまた、竹林が荒れている。
血が騒ぐ。。。
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