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ぬる湯温泉で、読書に浸る

2024/07/20
  • かんなみ百景
  • 雑記その他
ぬる湯温泉で、読書に浸る

北海道も暑かったが、
それでも爽やかさがあった。

7月6日(土)。
戻ってきたら、東京は猛暑日。
しかも湿度が違う。
函南の駅に降り立った時に感じたキツさは、
北海道との落差もあって、かなり堪えた。

翌7日(日)。何となく
バテた時のような疲れを感じて、
久しぶりに温泉に入ることにした。

 

住まいから車で10分もかからない範囲に、
日帰り温泉処が3ヶ所ある。
これはなかなか捨てがたい。
函南に住んで感じた、魅力の一つである。

 

この日選んだのは、
ぬる湯の名湯 駒の湯」さん。

源泉かけ流し。
近くに3軒の温泉宿が残る
畑毛(はたけ)温泉もそうだが、
このへんは、「ぬるいお湯」が売り。

ここ「駒の湯」さんの内風呂には、
ぬる湯からあつ湯まで5つの浴槽があり、
36度・38度・40度と分かれている。

最初は36度で
ゆっくりと時間をかけて浸かり、
熱い方に移動していく。

露天風呂には、
ぬる湯・あつ湯の他に、
日替わりの薬草風呂と、うたせ湯がある。
中は撮影禁止なので、写真は無し。
すみません。

 

しかし少し残念なのは、
それぞれの浴槽が小さいのと、
露天風呂に入るには、
着衣して移動しなければいけないことだ。
素っ裸で移動したら、
「わいせつ物陳列罪」で逮捕される
可能性がある。 たとえ
「これはわいせつ物じゃない~!」
「陳列なんてしてない~!」
と言い張っても、だ。
主(あるじ)の判断次第だけど。。。

 

ま、無駄な抵抗はしないことにして、
ここの湯に入る時は、僕は本を持っていく。

体温にほど近い36度の湯に浸かって、
30分から長い時は約1時間、読書に耽る。

本日の読書は30分ほど。
ぬる湯のお陰でしばらくぼんやりして、
体を洗って、拭いて、服を着て、
露天に移動する。

露天のぬる湯には、
文庫本に読み耽るオジサンがいて、
その落ち着きは熟練者っぽく、
(時間・振る舞いともに)負けました。

函南生活の、隠れた楽しみ。。。

 

気分もスッキリとして、
疲れも取れた感じで、
石川県の酒で、一日を仕上げる。

最近は、石川の酒を見つけると、
選ぶようにしている。

僕の好きな「手取川」。
「虹」という銘柄を発見。

石川県白山市「吉田酒造店」製造。
能登ではなく加賀だけど、
ま、いいでしょう。

架け橋となるような酒を・・・
ラベルに思いを感じながら、疲れを癒す。

たまにはこんな休日日記も
お許しあれ。

またよろしかったら、
伊豆の玄関口・函南(かんなみ)の、
ぬる湯で癒しのひと時はいかがでしょうか。
タイミングが合えば、
ご案内も喜んで。

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