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エビちゃん日記
- あんしんはしんどい日記
- 食・農業・環境

3月も書けませんでしたね。
シャチョー業にとって、
年度末は鬼門です。
1年の成績表(業績やら何やら)
を眺め、
良ければ良いで、悪ければ悪いで、
ストレスの高まる時期ですが、
まあそれ以上に書けなかった敗因は
要するに、内外のいろんな動きに
頭が追いつかなかったってことです。
とにかくいろんなことが
あり過ぎです、昨今。
三寒四温の温度差も激しく、
ヒトも自然界も戸惑いまくりでしたが、
3月下旬からようやく春に向かって
エネルギーを加速し始めたようで、
標高200m以上の酪農王国内でも
一斉に春が開花し始めました。
3月のあいだ気になっていたこと。。。
Mr.トランプ劇場(激情?)は
猫の目みたいに日々変化するので
置いといて、ここは3つほど。
ひとつ目は、
鳥インフルエンザについて。
1月まではわずかながら
報道もありましたが、その後
ほとんど見なくなりました
(業界内は分かりませんが)。
皆さんはご存じでしょうか。
昨年秋から今年1月までに、国内で
鶏インフルエンザによって865万羽が
殺処分されたことを。
その影響で卵も高騰したわけですが、
実はこの事態は日本だけでなく、
アメリカでも秋から感染が拡大し、
10月から1月までに、
米国の成鶏数の15%にあたる
4800万羽が殺処分されています。
しかもそのウィルスは
米国で乳牛にも広がっているのと同じ
H5N1型で、牛から人にも感染し、
1人の死亡が確認されています。
たった1人ですが、
「最初の1人」が発生したのです。
ウィルスは頻繁に変異を起こし
新たなタイプを登場させます。
他人事ではないと思って
アンテナを張っていたものの、
情報は追えませんでした。
今シーズンは沈静化したとしても、
来年どうなるか。
近代畜産が抱えているリスクは
想像以上に深くないか。。。
新たに生まれ続けるウィルスによって、
これまで抹殺され埋められた
何億羽もの鶏の死は、
未来への黙示であるようにも
思えてなりません。
ちゃんと書こうとすると
アップも遅れるので、
これからは短めに
つないでいこうと思います
ということですみません、
続くとします。
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