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6月の日記から-

2024/06/29
  • あんしんはしんどい日記
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6月の日記から-

6月の日記から-
日記といってもメモ程度のものだけど。

 

6月17日(月)。
イスラム教の聖地・メッカ(サウジアラビア)で
気温51.8℃が記録された。
折しも大巡礼(ハッジ)の時期。
200万人近いムスリムがメッカに向かうなか、
920人が熱中症によって死亡、
まだ増える見込み、だとか。

無宗教の僕には、命の危険を賭してまで
教祖ムハンマドの生誕地に向かわせる
この熱量のスゴさが想像できない。

そのエネルギーのいくぶんかでも
温暖化対策に向けたらどうか、
とか思ったりして。

 

6月20日(木)。
都知事選告示。
立候補者がなんと56人!
ついに選挙が商売と宣伝の場となってしまった。
まるで世紀末的様相。

 

6月21日(金)。
東海地方、平年より15日遅れて
ようやく梅雨入り。

海面水温も相当高くなってきているようで、
豪雨が増える予測。
災害が心配だ。

紫陽花は見頃を過ぎつつあるけど、
タチアオイはまだ上まで咲き切ってない。

 

6月23日(日)。
出がけに見た
沖縄・糸満市での全戦没者追悼式。
今年も「平和の詩」朗読に感動させられる。

宮古高校3年・仲間友佑くんによる
「これから」と題した詩。

・・・(前略)・・・

大切な人は突然
誰かが始めた争いで
夏の初めにいなくなった
泣く我が子を殺すしかなかった
一家で死ぬしかなかった
誰かが始めた争いで
常緑の島は色を失くした

誰のための誰の戦争なのだろう
会いたい、帰りたい
話したい、笑いたい
そういくら繰り返そうと
誰かが始めた争いが
そのすべてを奪い去る

・・・(中略)・・・

人は過ちを繰り返すから
時は無情にも流れていくから
今日まで人々は
恒久の平和を祈り続けた
小さな島で起きた
あまりに大きすぎる悲しみを
手を繋ぐように
受け継いできた

それでも世界はまだ繰り返している
七十九年の祈りでさえも
まだ足りないというのなら
それでも変わらないというのなら
もっともっとこれからも
僕らが祈りを繋ぎ続けよう
限りない平和のために
僕ら自身のために
紡ぐ平和が
いつか世界のためになる
そう信じて

・・・(後略)・・・

素晴らしい。

言葉を探し、言葉を選び、
紡いではそげ落とし、
そうした作業の中で、彼は
自らの思いを確かなものに磨き上げ、
魂を入れていったのだろう。

しかし、こんな詩を
高校生に書かせてはいけない。
あれから79年も経ったのに・・・

ネットでも全文が読めるので、
ぜひ多くの人に読んでほしいと思う。

 

丹那盆地では、
トウモロコシが実をつけ始めた。

 

よく見ると、
子どもたちが育てているのか、
畝ごとに名前が括られていた。

 

一瞬、沖縄のサトウキビ畑を思い出す。
この平和を大切にしたい。

 

6月28日(金)。
フルーツバスケット株主総会を開催。
株主は親会社(オイシックス・ラ・大地㈱ )のみ。

取締役はその親会社から
創業者である藤田和芳さんら3名、
フルーツバスケットの2名を含め
計5名。
監査役は前社長の加藤保明さん。
あわせて6名での審議。

前期の決算他すべての議案が承認され、
無事終了。
特に揉めることはないだろうと
分かってはいても、
やっぱり社長として多少の緊張はある。

終わった日の夜は、外で一杯やる、独りで。
そう決めている。
ささやかな自分へのご褒美を、
独りで、静かに。

寂しいねって?
いえ、乙なもんです。

決意の更新・バージョンアップは、
一人で、沸々とやるに限ります。

 

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