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いま日本の各地で
クマによる被害が続出しています。
今年の被害件数は過去最高だと
ニュースが伝えています。

何が起きているのでしょうか・・

ヒトが山を放置してきたこと
に加えて気候変動もあって、
森林生態系バランスが劣化し、
エサも減ってきたこと。
里山の荒廃とともに
ヒトと野生動物との境界が薄れ、
遭遇することが増えてきたこと、
とか分析されてもいるけど、、

いま僕が思っている疑問は、
じつはクマは増えていて、
縄張り争いなどもあって
里に下りてきているんじゃないか。

これも根拠のない
「エビでやんす」だけど。

ヒトの何倍も鼻の利く動物にとって、
人里はとても美味しい匂いがする。
そしてヒトは恐れる相手ではないと
学びつつあるようにも思える。

生活空間を脅かされれば
駆除するしかない。
これはしょうがないと思いつつ、
こんな酒を飲む。

長野県伊那市高遠町
「黒松仙醸」（株式会社仙醸）の
純米吟醸ひやおろし。
信州伊那谷産ひとごこち使用。

ラベルにはこんなメッセージが
記されている。

南アルプスの実り豊かな
秋の山中で
ひっそりと暮らしている、
森の守り人ツキノワグマ。
その姿に心和ます
仙醸の季節の遊び酒・・・

 

こんな酒を飲んでちゃ
いけないような・・

ヒトから見れば、森の奥で
ひっそりと暮らしてくれている
のが「森の守り人」である
本来の熊だったのだが、
この時代に至っては、
新たな付き合い方が
求められているように思う。

 

童話や絵本にも登場してきた
愛すべきクマちゃんを
取り戻すために、
僕らはもうちょっと
知恵を出すべきかもしれない。

・・・そんなことを
思いながら秋の夜長を過ごす、
２０２５年の季節の変わり目
です。

それにしても、
秋の虫の声が聞こえなくなった
と寂しく思うのは、
私だけでしょうか。。。