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エビちゃん日記
- あんしんはしんどい日記
- 震災復興
まったくブログに手が回らない日が続いた。
忙しさは変わってないのだが、
考え事がふえたせいか。
一つ一つの判断がもはや個人的意見ではなく、
組織としての結論や決断になる。
悩んだ末の行動は迅速でなければならない。
ある程度の未来予測も欠かせない。
実に骨が折れる。
大地を守る会のHPで連載中の「ヒストリー」の重圧も
少なからず影響しているかもしれない。
遅れ遅れのアップながら17話まで進み、
ようやくフルーツバスケット設立へと辿りつこうとしている。
あと何話書けばいいんだろうか。
最初の構想からみれば折り返し地点あたりなんだけど、
すでに倍以上のボリュームになってしまっている。。。
自業自得というしかないけど。
あっという間に10月も終わり。
しょうがないので、ここまでのトピックを拾って
貼り付けておくことにする。
10月11日(日)。
大井町・きゅりあんでの「グレインマイスター講座」のあと、
西日暮里まで足を伸ばし、小さな集まりに参加した。
福島復興!今だからこそ大交流会
~ほんとの幸を考える~
場所は西日暮里駅から徒歩5分ほどにある
縁農カフェ「from a&e cafe」(フロマエカフェ)。
風呂屋さんの前にあるからフロマエだとか。
詳しい経過は知らないのだが、
「東京朝市・アースディマーケット」の人たちが始めたカフェで、
9月1日にリニュアル・オープンした。
全国の有機農家から送られてくる農産物をベースに
献立が組み立てられている。
様々なイベントも開かれていて、
農業につながろうとする若者たちが集まってきている。
こういうスポットがもっと増えたらいい。
今回の集まりの案内をくれたのは、
「東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)」
福島担当の鈴木亮さん、今回のコーディネーター。
粘り強く福島復興を支援し続けている。
今回のテーマは「東日本大震災のその後」。
震災&原発事故から4年半経っても、
福島県産の農林水産物に対する風評は消えない。
一方でよく聞かれるのが “風化” という言葉だ。
今ここで、風評被害をどう超えていけばいいのか、
都市にいる私たちに何ができるのか。
福島で頑張っている若者の声を聞き、
福島産有機野菜にお酒も交えながら、語り合いたい。
写真は「Save the Children Japan」の佐々木未央さん。
「放射能リテラシープロジェクト」と称し、
小中学生や保護者を対象に
放射能を学ぶワークショップを続けている。
知識を持ち、考える力をつけることで、
人に伝えることもできるようになる。
そんな発表だった。
地道だが貴重な取り組みだ。
いまも福島はたたかい続けている。
テーブルでの会話には重い発言もあった。
福島と連帯し続けたい。
しかしただ “食べて応援” だけでいいのか。
再生産を保証できる価格で支え合っているが、
格差の拡大やTPPなど周りの状況は悪化している。
このままでいいのか・・。
自問や焦りの声が口をついて出てくる。
問題・課題を一発で解決できる回答などない。
“風評” というつかみどころのない言葉(あるいは空気)
とたたかっても答えは見つからない。
それぞれが自分にできることをやって、それをつなげ、
新たな仲間を一人ずつ増やしていこう。
若者を前に、そんなことを喋ってしまった。
久しぶりにお会いした浅見彰宏さんが
締めの挨拶。
彼はいつもポジティブで、
現状からどうやって前に進んでいくか、
現実的な戦略を描きながら、一歩を大事にしている。
そして成長している。
久しぶりに「福島」の空気に触れ、いま一度
“自分にできること” を思い巡らせながら、
何とか最終電車で函南へと戻る。
夢の中で考えていたのは、
“有機農業の教育力とは” だった。
ほんとの幸を伝えるフィールドはそこにあるのだが。
あれ、手短かにすませるはずが、
またダラダラと書いてる。
残りは明日、、、書けるのか。
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