BLOG
エビちゃん日記
- 日々日々フルーツバスケット
- 生産者・産地情報
大地を守る会のHPでの連載(大地ストーリー「走り続けて40年~」)
を引き受けてから、ブログが後回しになってしまって、
なかなか書けない状態に陥ってます。
すみません。とり急ぎ、以下の報告を。
本日開催されたフルーツバスケットの株主総会ならびに取締役会にて
任期満了に伴う役員改選があり、
代表取締役社長を拝命しました。
これまで社長だった加藤保明は取締役会長に就任し、
また代表取締役会長だった藤田和芳は取締役として残ります。
一年前に大地を守る会からフルーツバスケットに赴任した際に
「いずれは・・・」と言われて、心の準備はしてきたつもりでしたが、
たった一年後にいざ現実となった瞬間、まさに瞬間です。
「責任」という二文字がリアリティをもって脳みそ内を駆け巡って、
挨拶を求められた時は緊張して喉が乾いていました。
函南町丹那という生産地に本拠を構えて28年。
これまでの歴史を汚すことなく、さらに発展させなければならない。
はたしてお前に務まるのか、自問自答しながらの船出です。
しかも創業者からの継承というのはけっこう重たくて、
周りの目も興味津々といったところでしょうか。
ま、しかし、ここまで来てしまった以上、逃げるワケにはいかず、
「責任」に対する覚悟だけは決めたつもりです。
大地を守る会人生32年のすべてをかけて挑みます。
これからも一層のご支援、ご指導、ご鞭撻、叱咤激励を、
何とぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、いくつか間の出来事はもう飛ばして、
今週月曜日(6/15)、製造1課・芦澤真史を連れて、
山梨県笛吹市一宮町の “ 桃の達人 ” 久津間紀道さんを尋ねてきたので、
その写真をアップします。
昨年9月に予告した「久津間さんの桃ジャム」を、
いよいよ実現させるべく、打ち合わせがてらの表敬訪問。
久津間さんは桃園で出迎えてくれる。
男前っぷりは変わらず、園地ではさらに精悍な感じがするね。
久津間さんの桃についてのウンチクは、
かつての仕入れ担当者(元部下)で
今や人気急上昇中のライター・手島奈緒女史が
大地を守る会のHPでしっかり書いてくれているので、譲ります。
ぜひご一読を。
ただ今年は春から天候が異常で、
「今までにないくらい生育が早い」とのこと。
エルニーニョ予報もあり、不安含みで夏に向かっているという感じ。
原料を動かすのは7月に入ってから見定めるとして、
桃を入れてもらうコンテナを置いてくる。
運送の手当にけっこう難儀したので、
自社のトラックで引き取りに来ることにしたわけです。
「おお、社長自ら?」
「いくら働いても人件費は同じなんで、使い倒さないとね」
ちょっと気の早い会話も出たりして。
手島さんも書いているけど、
久津間さんの桃園は風通しがよく、気持ちがいい。
今はまだ大きめの梅より一回り大きいくらい。
摘果(たくさんの実を捨て1個を選別)して、
一個一個袋かけを終えた段階。
その数2万個!
これから仕上げに向かう勝負どころとなる。
今年は予約頒布会の「桃七会(ももななえ)」のオーダーも伸びている様子。
美味しい桃を楽しんでもらったあと、
しばらくして「達人の桃ジャム」が登場します。
乞うご期待。
お問い合わせ
Contact
商品、委託加工、
その他ご不明点につきましては、
お気軽にお問い合わせくださいませ
-
055-974-2236
8:00-17:00(土日祝除く)
- お問い合わせフォームはこちら