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社長就任報告 & 「達人の桃ジャム」今年こそ

2015/06/17
  • 日々日々フルーツバスケット
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社長就任報告 & 「達人の桃ジャム」今年こそ

大地を守る会のHPでの連載(大地ストーリー「走り続けて40年~」
を引き受けてから、ブログが後回しになってしまって、
なかなか書けない状態に陥ってます。
すみません。とり急ぎ、以下の報告を。

本日開催されたフルーツバスケットの株主総会ならびに取締役会にて
任期満了に伴う役員改選があり、
代表取締役社長を拝命しました。

これまで社長だった加藤保明は取締役会長に就任し、
また代表取締役会長だった藤田和芳は取締役として残ります。

一年前に大地を守る会からフルーツバスケットに赴任した際に
「いずれは・・・」と言われて、心の準備はしてきたつもりでしたが、
たった一年後にいざ現実となった瞬間、まさに瞬間です。
「責任」という二文字がリアリティをもって脳みそ内を駆け巡って、
挨拶を求められた時は緊張して喉が乾いていました。

函南町丹那という生産地に本拠を構えて28年。
これまでの歴史を汚すことなく、さらに発展させなければならない。
はたしてお前に務まるのか、自問自答しながらの船出です。
しかも創業者からの継承というのはけっこう重たくて、
周りの目も興味津々といったところでしょうか。

ま、しかし、ここまで来てしまった以上、逃げるワケにはいかず、
「責任」に対する覚悟だけは決めたつもりです。
大地を守る会人生32年のすべてをかけて挑みます。
これからも一層のご支援、ご指導、ご鞭撻、叱咤激励を、
何とぞ宜しくお願い申し上げます。

 

さて、いくつか間の出来事はもう飛ばして、
今週月曜日(6/15)、製造1課・芦澤真史を連れて、
山梨県笛吹市一宮町の “ 桃の達人 ” 久津間紀道さんを尋ねてきたので、
その写真をアップします。

2015061701

昨年9月に予告した「久津間さんの桃ジャム」を、
いよいよ実現させるべく、打ち合わせがてらの表敬訪問。

久津間さんは桃園で出迎えてくれる。
男前っぷりは変わらず、園地ではさらに精悍な感じがするね。

2015061702

久津間さんの桃についてのウンチクは、
かつての仕入れ担当者(元部下)で
今や人気急上昇中のライター・手島奈緒女史が
大地を守る会のHPでしっかり書いてくれているので、譲ります。
ぜひご一読を。

2015061703

ただ今年は春から天候が異常で、
「今までにないくらい生育が早い」とのこと。
エルニーニョ予報もあり、不安含みで夏に向かっているという感じ。

原料を動かすのは7月に入ってから見定めるとして、
桃を入れてもらうコンテナを置いてくる。
運送の手当にけっこう難儀したので、
自社のトラックで引き取りに来ることにしたわけです。
「おお、社長自ら?」
「いくら働いても人件費は同じなんで、使い倒さないとね」
ちょっと気の早い会話も出たりして。

手島さんも書いているけど、
久津間さんの桃園は風通しがよく、気持ちがいい。

2015061704

今はまだ大きめの梅より一回り大きいくらい。
摘果(たくさんの実を捨て1個を選別)して、
一個一個袋かけを終えた段階。
その数2万個!
これから仕上げに向かう勝負どころとなる。

今年は予約頒布会の「桃七会(ももななえ)」のオーダーも伸びている様子。
美味しい桃を楽しんでもらったあと、
しばらくして「達人の桃ジャム」が登場します。
乞うご期待。

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