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エビちゃん日記
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いやー、暑いっすね。
皆様ご機嫌いかがでしょうか。
こんな暑い日はやっぱ、かき氷! でしょ。
先日紹介した東急ハンズで、弊社シロップの写真を撮らせてもらった際に、
衝動買いしてしまった「大人のかき氷器」。
ここにきて連日のように働いてもらってます。
氷を放り込んで、ボタン一つでかき氷の出来上がり。
筒形で、氷の入る容積が小さい気もしたけど、
案外ちょうどいい量かも知れない。
本日用意したシロップは、みかん。
自然で優しいみかんの味。
着色料や香料を駆使して作られたヤツは、
もう受け付けられない。
さて、おとといは東京都内で夕方までセミナーに参加。
外見など気にしてる場合じゃないと、
タオルを首からぶら下げて歩く。
丹那に来てから、都会のビル街が嫌いになっていく自分がいる。
終了後は函南に戻らず、その足で新潟に向かう。
北陸新幹線に乗り、糸魚川まで行って一泊。
そんで昨日は、糸魚川で
大地を守る会の品質保証課・南忠篤と合流。
「えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン」に乗って
能生(のう)という駅で降りる。
伺ったのは、
日本で唯一、有機認証を受けたベビーフードを製造する
「味千汐路」(あじせんしおじ)さん。
品質管理担当による工場視察に同行させてもらったのは、
ベビーフードという繊細な食品で
有機JAS認定を受けている工場の、
衛生管理の考え方や手法を学んでおきたいと思ったから。
案内していただいたのは工場長の佐藤陽一さん。
壁はステンレス張りで、とてもキレイだ。
清掃にはかなり気を使っていることが想像できる。
玉ねぎのカット作業をやっていた。
「野菜は洗いから始まって、切る・つぶす・下ごしらえに味付けまで、
すべて手作業です」と佐藤さん。
手間やコストは悩ましいことだろうが、
有機農産物という一律ではない原料を扱うには、
これが一番確実な手なのである。
何種類もの野菜をすべて有機JAS認証品で、
しかも一年じゅう安定的に調達するのは至難の技と言ってもいい。
加えて4年前の原発事故によって、
東北から関東産のものは控えてほしいとの要請が販売先からあり、
産地を切り替えざるを得なくなった経過がある。
あちこちの産地(生産者)の名前を聞くと、だいたい想像がつく。
原料コストはかなり上がったに違いない。
原発事故は今もって全国に影響を与え続けている
ということだ。
ラベルも一個一個、手で貼っている。
離乳食を始める5ヶ月頃から、中期~後期、一歳後と
段階ごとに40種類以上の製品が作られている。
かなり細かいオペレーションになっていることだろう。
原料はオール有機、当然無添加。
オリジナルのレシピは4人のおばあちゃんが考えている。
そこから商品ブランド名「おふく楼(ろ)」が生まれた。
安全性と味に徹底的にこだわったベビーフード。
現代表・山田幸枝さんのお母さんが、
孫のためにと挑戦したのがきっかけだとか。
2001年から開発が始まって15年。
今も「有機ベビーフード」のパイオニアとして独走を続ける。
帰りの時間が押してたので、
代表の山田幸枝さんや社屋の写真は撮れず。
山田さんとは、新しい企画(たくらみ)について
相談する約束をして別れた。
新潟まで来たんだから・・・・・
まだ一度も見れてない『大地の芸術祭』を
一瞬でも堪能して帰りたい。
・・・という思いを振り払いながら、
その日のうちに静岡・函南まで戻る。
出張って、いつもこんなだ。
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