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エビちゃん日記
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土日(22-23日)、佐渡に行ってきた。
夏休み明けで仕事も溜まってたけど、
少々無理して、こっちを優先させていただいた。
大地を守る会専門委員会「米プロジェクト21」主催、
『トキの田んぼ見学ツアー』。
2年前に下見に行って、やっと実現した企画。
生産者とも約束してあったものだし、
行っとかないと、かなり後悔すると思った。
(2年前の記事は2回にわたって書いたので、
2013年8月のアーカイブをご参照ください。
前夜の最終便で東京まで行き、
安いカプセルホテルに潜り込んで、
土曜の朝7時、
東京発の上越新幹線とき303号に乗り込む。
9時には新潟に着き、新潟港から佐渡・両津港行きの
ジェットフォイルに乗船する。
あてがわれた席の隣には何と、
フリーアナウンサーの小谷あゆみさんがいた。
BSフジで毎週土曜日の朝に放映中の『大地にカンパイ!』
でレポーターもやってくれている。
参加者は会員さんに小谷さんも含め12名。
小ぢんまりとしたツアーだけど、そのぶんアットホームな
楽しい交流ができたと思う。
それにしてもエビちゃん、寝不足? お疲れ気味の様子だね。
10時45分、両津港着。
生産者3名と合流し、まず向かったのは「トキの森公園」。
トキ資料展示館から観察回廊を回り、トキふれあいプラザへ。
ここの観察窓からトキが間近に見られるようになっている。
2008年の第1回放鳥から7年。
現在、佐渡島内で生息するトキは140羽まで増え、
第3世代(孫)の確認まで至っている。
島の空をトキが舞う姿が、
年を追ってフツーに見れるようになってきた。
「いた!見えた!」と叫んだ2年前が懐かしくすら感じられる。
県外で分散飼育中も含めると合計368羽を数える。
分散飼育場所の中には東京の多摩動物公園も含まれている。
近年多発する鳥インフルエンザに対するトキの抵抗性が不明なため、
いざという時に備えて分散飼育しているということだが、
石川県では10億円の経費をかけて公開施設の建設が進んでいる動き
などに対して、
「本来の目的を忘れ、観光優先で進められていないか」
との疑問も出されている。
トキの羽根が重宝された江戸時代から、
こんなに人間の愛憎や思惑に振り回されてきた動物があるだろうか。
それだけ人の身近にいたということでもあるが。
売店では、
ツアー案内役の「佐渡トキの田んぼを守る会」会長・斎藤真一郎さんが
育てたネクタリンを使ったアイスクリームが売られていた。
「キャーッ!美味しい!」と頬張る小谷さんと、
鼻の下、じゃなかった背筋を伸ばして胸を張る斎藤さん。
お昼は2年前と同じ、人気の「長三郎寿司」さんで
佐渡ご当地グルメの名物「天然ブリカツ丼」をいただく。
原料はすべて佐渡産。
ブリカツがたっぷり盛られ、満腹になる。
「B級グルメ」はあなどれない。
そして、ここに合流してくれたのが、
佐渡おけさ柿(平核無柿/ひらたねなしがき)の生産者、
矢田徹夫さん。
去年フルーツバスケットに移ってより、
矢田さんの柿の加工を約束しながら、まだ果たせないでいる。
「ゴメンね」
「いや、待ってますよ」
まるで恋人同士のような会話をして、握手する。
ちなみに平核無という品種は山形・庄内地方が有名だが、
最初の苗木は佐渡から渡ったものである。
燃料補給を終えた一行は、いよいよ斎藤さんたち
「佐渡トキの田んぼを守る会」の田んぼ視察へと向かう。
佐渡ツアーはネタが多すぎる。
ここでひとまずアップして、続く、にさせていただきます。
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