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マルチクリーム発売開始!-プレス向け試食会

2015/09/25
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マルチクリーム発売開始!-プレス向け試食会

お彼岸に墓参りをするのは日本だけの風習らしい。
お遍路の国に生まれたくせに信仰心の薄い自分は
その由来も知らず、
高校卒業と同時に東京に出て以来、この時期に墓参りに帰ったことがない。

でも田の畔に咲く彼岸花を見るとどうも血が騒ぎ、
きまって郷愁をそそられてしまうのは、何でだろう。

20150925彼岸花②

稲刈りの始まりとともに咲き、
気持ちを秋のモードに転換させてくれる。
僕にとって彼岸花は、
四季と人生の積み重ねを振り返させる花である。

20150925彼岸花

 

さてと、遅まきながら、15日に行なわれた
「ウエダ家の豆乳発酵マルチクリーム」のプレス向け試食会
の模様をアップしておきたい。

場所は東京・丸の内永楽ビル地下、iiyo(イーヨ)横丁内の
直営店「Daichi & Travel cafe」。

20150915COBO記者発表④

集まっていただいたプレス関係は、
フリーランスの方も含めて30名強。
やっぱ圧倒的に女性が多い。

奥の壁際には、今回のプレゼン商品である
「豆乳発酵マルチクリーム」と「ぶどうバー」に乳酸菌パウダー、
そしてウエダ家さんの著書が並べられた。

20150915COBO記者発表③

まずは大地を守る会の広報・町田正英から挨拶。
お店のPRにも力が入るのは、さすが元マネージャー。

次にMD部・内田智明から、
大地を守る会のウェブサイトの説明と、ウエダ家さんの紹介。
大地を守る会とウエダ家の出会いから始まり、
会員向け講座など開きながら関係が深まってゆき、ついに
ウエダ家さん開発の「自然発酵乳酸菌EPS」を活用した
「新しい食品」群の誕生まで至ったこと、
またその販売計画などが説明された。

20150915COBO記者発表⑤

 

続いて、ウエダ家(COBO株式会社さんの登場。

20150915COBO記者発表⑥

右から社長の植田夏雄さん、亜弥さん、遊さん、好さん。
菌と発酵のコスモスに憑りつかれた「もやしもん」一家。

元々がデザインの仕事をされていた「ウエダ家」さんに、
在来品種野菜の企画「とくたろうさん」(現在の「日本むかし野菜」)
のチラシ制作を発注したのがお付き合いの始まりだが、
その後ウエダ家さんは、天然酵母パンの出版企画がきっかけで、
菌の世界へとのめり込んでいった。

そしてついに、山形・おきたま興農舎が育てた無農薬ササニシキと
自然栽培玄米麹をもとに、自然発酵によって
安定した乳酸菌群(菌叢)を育てることに成功した。
それは「自然乳酸菌EPS」と名付けられ、
ウエダ家が設立したCOBO株式会社で現在、
知財として特許出願されている。

また事務所を置く横浜市からは、
このほど「横浜知財みらい企業」の認定を受けた。
未来を育てる知的財産を有する企業として認められたのである。

そのEPSを使った様々な商品開発に挑んだのが、
我がフルーツバスケットというワケで、
約1年の試行錯誤を経て、ようやっと
第1弾の「豆乳発酵マルチクリーム」が完成した。

20150915COBO記者発表⑦

亜弥さんからマルチクリームの特徴や、
食材としての汎用性の広さ(マルチな力)についてプレゼンがあり、
それを受ける格好で、商品化したメーカーとして、
僕も発言させて頂いた。
今の僕の思いは、こんなふうだ。

EPSが乳酸菌と酵母のネットワークであるなら、
それを基にした商品開発とは、
人と人を、ある価値でネットワークさせるものになるだろう。
ただのユニークな食品開発ではない、
原料生産者から販売者・消費者までを
大きなテーマで包み込んでいく可能性を秘めたものだ。
これはコラボではなく、プロジェクトである。

いよいよ試食の開始。

20150915COBO記者発表⑧

「うわッ、メッチャおいしい、これ!」
といった声が上がり、
記者の集まりとは思えない、
和やかな食事会といった雰囲気が醸し出される。

20150915COBO記者発表⑨

フードアナリストとか食育インストラクターといった
肩書を持つ方々もいて、
僕ら旧世代の固定観念による「マスコミ」という枠では収まらない、
新しいネット情報網を駆使する人たちがやって来ていた。
発見した情報は、
今すでにここから発信されているのである。

20150915COBO記者発表⑩

マルチクリームは9月21日より発売開始。
具体的な商品説明と購入方法については、
大地を守る会・大地宅配のHPからどうぞ。
⇒ http://www.daichi-m.co.jp/foodreport/2614/

 

こちらは第2弾で予定している「自然発酵ぶどうバー」。

20150915COBO記者発表⑪

数千年前から品種改良されてない古代小麦ディンケルの全粒粉。
ぶどうは山梨・渡辺孟のベリーA。
EPSの力で48時間自然発酵して、消化しにくい全粒粉を
しっとりとした甘みのあるバーに仕上げた。
1本で食事になる、モバイル完全栄養食。

20150915COBO記者発表⑫

フルーツバスケット内のケーキ工房
「ムーラン・ナ・ヴァン」にて、
こちらも1年近い試作を繰り返して、
何とか安定的な生産に漕ぎつけた。

20150915COBO記者発表⑬

現在、賞味期限設定の試験中。
商品化するとは、常に一定の品質を保たせる必要がある。
けっこう慎重に考えていて、
発売は、年明けになるか・・・

最後に挨拶に立つ植田夏雄さん。

20150915COBO記者発表⑭

この自然発酵システムによって、
貧しくなるばかりの日本人の腸内フローラを蘇らせたい。

菌の力が人を動かし、新たなネットワークの扉が開かれた。
どんなふうに、どこまで広がっていくのか、
実はまだ、誰も分かっていない。
僕の立場と役割は、ただただ正しく作り、
人をつなげていくことのみである。

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