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エビちゃん日記
- 大地を守る会
丹那暮らしの拠点「ウェルカム」に
椿の花が咲いた。
いよいよ冬モードに入っていく。
「ウェルカム」は
会社所有のアパートに付けられた名称で、
昔は大地を守る会職員のリフレッシュ施設として
よく利用されたのだが、だいぶ古くなってきたのと、
自炊や掃除が面倒がられてか、
ここ数年はまったく利用されなくなった。
昨年6月からは僕が占拠し、勝手に修繕したりしながら
けっこう快適に暮らしている。
もちろん家賃はちゃんと会社に納めている。
11月1日(日)は
二つのお祭りを駆け足で回った。
まずは新橋で降りて、日比谷公園へ。
今年も開催された『土と平和の祭典』。
“種まき大作戦” と称して始まったこのイベントも9回目を迎えた。
今年のテーマは「命こそ宝」。
いのちがひたすら軽くなっていく時代。
考えたい、大切ないのちを守る世界のありようを。
メインステージだけでなく、あちこちで
ライブやトーク、車座でのセッションが開かれている。
大地を守る会のテントに到着。
毎年同じ場所で、
らでぃっしゅぼーやさん、パルシステム生協さんの
ブースと並んで呉越同舟の販売合戦。
世間からはライバルと見られるが、
案外仲がいいのである。
らでぃっしゅさんとは兄弟のようなものだし。
自慢の野菜・果物を並べて、
生産者も売り子で駆けつけてくれている。
さんぶ野菜ネットワークからは、
綿貫直樹さんが来てくれていた。
フルーツバスケットに移って、
今年は1回も「稲作体験」に顔を見せられなかった。
ひたすら頭を下げる。
福島県二本松から毎年来てくれる、
リンゴの羽山園芸組合の皆さん。
リンゴの販売量は、まだ震災(原発事故)前に戻っていない。
「ユンボで穴掘って埋めるのだけは、もうしたくない」
と熊谷耕一さんは語る、今年も。
昨冬は、らでぃっしゅさんと共同で
「粒入りピュアなりんごジャム」で多少の支援ができたが、
もっと普通に食べてほしい、が本音である。
「もう放射性物質はND(検出限界値以下)なんですから」
と何度も言われた。
こちらは福島市、梨の達人「新萌会」。
みんなと一緒の一枚をスタッフが撮ってくれる。
斎藤宏通さん(左から3人目)から届けられた梨を、
いま色々と試作中。
「いや~、何とかしようとやってくれているだけで嬉しい」
と喜んでくれる。
帰ったら先日送った6種類のジャムを
みんなで試食するとのこと。
来年の梨で本番につなげるために、
模索とキャッチボールが続く。
さてどんな形になるか、ならないか・・・
「頑張ってみますから」と握手して別れた。
大阪を拠点とする「オルター」のブースで、
秋田・ライスロッヂ大潟の黒瀬正さんを見つけた。
生産者と消費者が提携して日本の水田を守ろうと、
「提携米運動」を始めたのが1986年秋。
あれからもう29年になる。
上流部に広葉樹の森を蘇らせる「ブナを植える集い」も
20年以上続けてきた。
毎年11月3日が植栽の日だ。
「今年も米プロ・スタッフがお世話になります。」
今年は少しブースが減った印象だが、
それでもなかなかの賑わいだ。
命こそ宝。
土を守り、食を守り、地域を守り、
“平和” を次世代に渡すために、
メッセージは届いただろうか。
つながりは確認できただろうか。
日比谷公園を後にし、急ぎ足で秋葉原に向かう。
次は「ポラン広場の収穫祭」。
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