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エビちゃん日記
- 丹那牛乳&酪農王国オラッチェ
ビックリしたぞ!
ノーベル文学賞にボブ・ディラン!!!!!
まさに「時代は変わる」(1964年リリースの名曲)だ。
僕がディランの存在を知ったのは、その曲から10年近く後のことで、
最初は正直言ってよく分からず、周りに影響されて聴き始めた。
歌詞の意味や社会に与えた影響など、だんだんと理解するようになって、
いっとき心酔した(これは彼の望む視聴態度ではないけど)。
しかし学生時代に買ったレコードは、いつの間にかなくなっている。
持ってればよかったかしら・・・
ま、そんなこの世の喧騒はともかく、
酪農王国オラッチェは、ハロウィンに向けて盛り上げ中であります。
ハロウィン本番となる10月30日(日)には、
丹那盆地を妖怪が練り歩く らしい。
現在、パレードに参加する妖怪を募集中とのこと。
妖怪パレードの後はオラッチェ・レストランにて、
地元・長光寺の柿沼忍昭住職による
「施食(せじき)」と言われる法要が行われます。
餓鬼道に堕ちた妖怪たちが、
菩薩さまに地元野菜を使った料理を振る舞われることで救われ、
消えてゆきます。
施食によって人々を貧困から救済する、という教えです。
そのレストランでは13日(木)、
「美食会」なる高貴なタイトルの宴席が開かれた。
自分は素性・人品的には「妖怪」に近いほうなので、
こういう名前の会には縁がないのだけれど、
招待状をもらったので出ることにした。
招待客は王国の主たる取引先がメインかと思うが、
中に県の関係者もいる。
実は王国では来年の春、
地元で有機ハーブ園を営む「落合ハーブ園」と共同で、
6,000㎡の観光ハーブ園を開く計画である。
もちろん無農薬で。
これには県も応援していて、
観光スポットとしてだけでなく、
ハーブを活用した食体験の場として期待されている。
挨拶する国王(酪農王国代表)、片野敏和さん。
ウェルカム・ドリンクは、水出しハーブティ「有機マロー」。
加えてオラッチェ名物「風の谷ビール」。
そして何と! この人が登場した。
「料理の鉄人」で一世を風靡したフレンチ・坂井宏行シェフ。
坂井シェフが運営する渋谷のフランス料理店「ラ・ロシェル」の
工藤敏之総料理長とともに、
丹那の乳製品と有機ハーブを使ったオリジナルメニューが披露された。
自家製サーモンヒュメとサーモンのムース。
これまた地元のはちみつを使ったソースに、
ハーブが飾られている。
続いて、富士の鶏もも肉のルーロー(きのこを中にして巻いたもの)。
ローズマリー&レモンハーブのソースがかけられ、
ジャガイモのドフィノアを添えて。
パンはオラッチェ自家焼きパン。
バターも丹那牛乳自慢の「南箱根の厳選バター」。
そして丹那牛乳のブランマンジェ。
パイナップルミントにオレンジの香りが・・・
こういうハイレベルの料理に対して、
僕はまったく表現する力を持たない。
食べながら想像力を膨らませたり、
一つ一つの食材を全身で記憶していく力、その上に経験が必要だ。
「うまい」とか「まあまあ」とか言いながら
漫然と食している自分が恥ずかしくなる。
「食に関わる者なら、もっと真剣に生きろ!」
- 鉄人に一撃を食らわされたって感じである。
最後はオーガニックコーヒーで終了。
参加者と談笑する坂井氏は、厨房とはうって変わって
気さくな方だった。
片野社長夫妻とともに一枚いただく。
ここが春開園予定のハーブ園。
すでに一部にはラベンダーやローズマリー、ミントなどが植えられていた。
来年6月(予定)の丹那交流会では
新たなスポットが出現していて、ハーブ摘み体験が楽しめるはず。
どうぞご期待ください。
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