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エビちゃん日記
- 雑記その他
謹賀新年
皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
怒涛の予感漂う2017年の幕開け。
会社の業務開始は5日からだけど、
4日には函南(かんなみ)に戻らなければならないのが
単身赴任のつらいところ。
少々の準備もやっておきたく、早めに埼玉の自宅を出た。
普段なら、東名高速から小田原厚木道路を経て箱根新道を登るのだが、
分岐点でふと気が向いて、国道1号線を走ることにした。
2日間にわたって箱根駅伝をTV観戦してしまった影響か。。。
ここを彼らは自分の足で登っていったんだ、と
辿りながら車を走らせた。
1号線の最高点は874m、高低差は840m。
改めて、きつかっただろうなぁ、と思う。
最高点を過ぎ、下り始めたところで、
「元箱根石仏群」という案内が立っていたので、降りてみた。
精進池(しょうじんがいけ)という池の周辺に、
鎌倉から室町時代にかけて彫られた石仏や石塔が散在している。
国の重要文化財にも指定されているとの事。
二十五菩薩が掘られた磨崖仏があった。
阿弥陀如来の来迎につき従った25名の菩薩像。
しばし見入り、拝む。
初詣も行かない信仰心のない人間だけど、
こういう自然の中に佇む仏を見ると、つい手を合わせてしまう。
もしかして、旅ゆく人を救うという地蔵信仰が、
僕のDNAに潜んでいるのかもしれない。
六道地蔵。
高さ3.5m、関東一の磨崖仏(崖の石を掘った仏像)を誇るとか。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六道を輪廻する人々の
苦しみを救うという菩薩さまに、問う。
我が道はいずこや・・・
神仏に祈るとは、頼むのではなく、誓うのだと言われる。
改めて誓いを立てて、この旅を見守り給え・・
本年の初拝みとなった。
かつて “ 地獄 ” と呼ばれた箱根の難所を通過して、
ここまで来たならと、箱根神社まで足を延ばしてみた。
しかしこれが失敗で、とんでもない渋滞に遭う。
考えてみれば、駅伝での交通規制の翌日だ。
神社参りはやめて函南(箱根の南の意味)にショートカット
しようかと迷ったが、ここまで来たんだから、と腹を決める。
神社手前1.2kmほどを進むのに約2時間。
駅伝ランナーなら小田原中継所に戻っているか。。。
到着しても行列が待っていた。
魔を払う茅の輪をくぐり、ようやく本尊へ。
ここに祭られた神は、箱根大神(ハコネノオオカミ)。
日向は高千穂峰に降臨した始祖・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト、天照大神の孫)、
その嫁・木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト、富士・浅間神社の祭神)、
その子・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト、海幸彦・山幸彦)、
の3神を総称する大神である。
何を誓い、祈ったかは省略。
家族の無事、会社の安泰と成長とか色々あるけど、
我が事としては、とにかく、道を間違えないようにしたい。
旅の安全・心願成就の木札を求め、
引いた御神籤(おみくじ)は「大吉」と出た。
照りつづく 日かげ なやみし 小山田に
うれしく そそぐ 夕立の雨
枝とかに結んで帰らず、一年財布に入れておくことにした。
十国峠付近で仰いだ富士。
函南町は富士山が一番きれいに見える町だと最近聞いたけど、
本当かも知れない。
最後に、富士に誓う。
自分に与えられたミッションを忘れることなく、
一年の計をやり遂げたい。
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