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熱海梅園 「梅まつり」には梅ジャムを

2017/01/14
  • 日々日々フルーツバスケット
  • 雑記その他
熱海梅園 「梅まつり」には梅ジャムを

昨日より客人あり。
函南に古くからある湯治場、畑毛(はたけ)温泉に
宿をとり、ここの特徴である ❛ ぬる~い湯 ❜ に浸かって、
一杯やりながら語り合った。

帰りは熱海まで送り、その戻りの途中で
熱海梅園に立ち寄る。
先週から早くも「梅まつり」が始まっていて、
ちょっと確かめておきたいモノがあって。

20170114熱海梅園①

「日本一早咲きの梅」の名所。
「梅まつり」の期間(1/7~3/5)は入園が有料になる。
一般300円、熱海市民と熱海市内での宿泊者は100円。
お隣の函南町泊では、残念ながら一般扱い。

園内には、何種類もの梅はもちろんのこと、
松、桜、桃、楓(かえで)、杉などが植えられていて、
作曲家・中山晋平の住居を移築した記念館や、
日韓の友好と世界平和を祈念して作られた
「韓国庭園」もある。

20170114熱海梅園②

満開に近い枝もあれば、まだ蕾も見えない木もある。
風が冷たく、時に雪が舞う寒い日だったけど、
けっこう人は入っていた。

こちらは、松。
下のほうで幹を分けながらともに伸びてきた、
名づけて「夫婦(めおと)松」。

20170114熱海梅園③

雨風に めげず寄り添う 夫婦松

記念撮影スポットとして人気のよう。

 

眺めながら、歩く。

20170114熱海梅園④

20170114熱海梅園⑤

20170114熱海梅園⑥

黄色い枝は、蝋梅(ろうばい)。
20170114熱海梅園⑦

梅の字がついてるけど、
ウメ(バラ科サクラ属)の仲間ではなく、
クスノキ目だそうだ。知らなかった。

熱海と言えば、金色夜叉。
やっぱりあった、「寛一お宮の梅」。

20170114熱海梅園⑧

右が寛一の梅、「十郎」という品種の白梅。
左がお宮の梅、「紅千鳥」という品種の紅梅。
花を咲かせる時は、、違うようだ。
夫婦松に寛一お宮の梅・・・心境定まらず。。。

 

ま、梅の花見はともかく、
確かめたかったのは、これ。
熱海梅園の梅の果肉を使った「梅ジャム」だ。

20170114熱海梅園⑨

今年の「梅まつり」に合わせて発売となったジャム。
販売者は、『におわないぬか床』の製造を依頼している
熱海の漬物屋、(株)東明さん。
梅園の梅を一手に引き受け、これまで
梅干しや梅まんじゅうを開発してきたが、
昨年夏、「これをジャムにできないか」と持ち込まれてきた。
喜んでお引き受けしたのは言うまでもないこと。

梅園で収穫された青梅に、
砂糖とオレンジリキュールを加えて完成させた。
もちろん無添加。
「ほんのり甘酸っぱく、香り爽やか」と
地元紙(熱海新聞)でも紹介された。

140g・698円(税込)。
初回製造1700本。
何とか売り切れることを願って・・・
さすがに手は合わせなかったけれど、心で拝んだ。

しかし、探したね。
園内で売られているのかと勘違いして入ったけど、
販売されていたのは入り口外の店舗だった。
お陰で梅園内を一周、早咲き梅を堪能できたけど。

新発売!「熱海梅園の梅ジャム」。
定番になってくれるなら、
これも小さな地域貢献だと胸を張っていいだろう。

熱海駅ビル「ラスカ」他、市内の旅館ホテルでも
販売予定とのこと。
熱海にお越しの節は、ぜひ。

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