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エビちゃん日記
- あんしんはしんどい日記
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皆さま。
遅まきながら、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
1月4日(金)朝7時10分。
アパートの玄関を出たところで、富士に一礼。
良い一年にしよう。
気合いを入れての本年初出勤です。
わりと落ち着いた、というか穏やかな新年のスタート。
ってことは、あまりブログ・ネタもなく、
そこで前のめりの決意表明などすると
あとがつらくなったりするので、
そこは内に秘めたるなんちゃらということにして、
こんな切り口で
2019年のブログをスタートさせていただきます。
1月7日(月)、新聞(朝日)の朝刊をめくっていて、
2面にわたる見開き広告が目に飛び込んできた。
例年、新年に出す宝島社のメッセージ広告だ。
元旦からここまで、ダラダラと目を通すだけだったのが、
思わず目が覚めた思いで、拍手喝采を送りたくなった。
曰く、
「嘘つきは、戦争の始まり」。
コピーにはこうある。
「イラクが油田の油を海に流した」
その証拠とされ、湾岸戦争本格化のきっかけとなった一枚の写真。
しかしその真偽はいまだ定かではない。
ポーランド侵攻もトンキン湾事件も、嘘から始まったと言われている。
陰謀も隠蔽も暗殺も、つまりは、嘘。
そして今、多くの指導者たちが平然と嘘をついている。
この負の連鎖はきっと私たちをとんでもない場所へ連れてゆく。
今、人類が戦うべき相手は、原発よりウィルスより温暖化より、
嘘である。
嘘に慣れるな、嘘を止めろ、
今年、嘘をやっつけろ。
同じ日の読売新聞には、違う写真とコピーが掲載された。
こちらのキャッチは-
「敵は、嘘。」
「いい年した大人が嘘をつき、謝罪して、
居直って恥ずかしくないのか。」
いいですねぇ、この直球。
毎年、楽しませてくれる宝島社の広告。
昨年は、原爆のきのこ雲をバックに 『忘却は、罪である』。
一昨年は、女優・樹木希林さんの
『死ぬときぐらい 好きにさせてよ』 だった。
人間生きていれば、小さな嘘はある。
しかし公という場で虚偽・改ざん・隠蔽・開き直りが
まかり通る世の中は、許してはいけない。
そして、それが当たり前に続けば続くほど、
感性が鈍感になっていくことを、恐れたいと思う。
気づいた日に、後悔しないためにも。
他社の褌(ふんどし)を借りてのメッセージは
恥ずかしいけど、本年最初の共感ということで-
今年こそ、嘘をやっつけましょう。
しかし・・とは言え、新年に「嘘」を語る時代とは、
悲しいものですね。
一人の力は小さくても、一日一日、
為すべきことを為していきたいと思います。
次は、希望を感じさせてくれる新年のお便りを
紹介させていただきます。
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