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秋の王国と、伊豆の森林(もり)づくり

2020/10/28
  • 丹那牛乳&酪農王国オラッチェ
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  • 食・農業・環境
秋の王国と、伊豆の森林(もり)づくり

10月28日(水)撮影。
秋晴れの下、酪農王国オラッチェでは、
満開のコスモスが皆さまをお迎えしています。

オラッチェに入るには、
マスク着用と手のアルコール消毒が入国条件となります(犬は免除)。
また当国内では、牛一頭分のソーシャルディスタンスを
お願いしております。
それ以外の入国にかかる審査はありません。
入国料(入園料)もありません。
もちろん人種・年齢・性別・経済力等による差別もありませんので、
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

ミツバチも出入国自由、歓迎です。

 

売店では「はちみつバター」と、
新発売の「ゆずバタークリーム」が人気です。

ともに我が社に依頼があって実現したもの。
はちみつバターはハチミツ屋さんに外注して作ってもらってますが、
ゆずバターはフルーツバスケット本社工場での製造です。
ご来国の際には、ぜひ売店内冷蔵ショーケースにお立ち寄りくださいませ。

 

もう一つ、こんなご案内も、お許しを。

農業や農村に関する民間の研究機関「山崎農業研究所」の所報『耕』
の最新号(No.149、9月30日発行)に、拙文が掲載されました。

本ブログを読んでくれていた編集者・田口均さんから依頼があり、
4月から8月までのブログ記事を元に、
「コロナ禍日誌 - 函南の農産加工場から」というタイトルで
再構成したものです。

このブログを覗いてくれている方々には不要かと思いますが、
巻頭には「「流域治水」を現場から考える」という論考があり、
また 吉田太郎さん や 宇根豊さん(農と自然の研究所代表)
連載記事など、なかなか読み応えのある機関誌です。

研究所に申し込めば、1部1000円(送料込)で入手できます。
研究所の連絡先は、こちら(☜ クリック)から。
よろしかったらどうぞ。

 

さて、日にちはちょっと遡って10月18日(日)、
久しぶりに間伐作業に参加したので、
以下、アップしておきたいと思います。

森林(もり)づくり伊豆の會」が毎月1回、間伐作業などを行う
「もりづくり ㏌ 伊豆」の169回(月)め。
昨年秋に入会させてもらったものの、ほぼ幽霊会員状態となり、
これが3回目の参加。お恥ずかしい。

今回は、静岡県が進める「森づくり県民大作戦事業」の一環として
実施され、親子体験グループも加わって、参加者22名。

杉や檜(ヒノキ)が植林された森に入って、
おじさんリーダーから説明を受ける子どもたち。

子どもたちにはさすがにチェーンソーは持たせられないので、
間伐したヒノキの枝切りや皮むきなどを体験してもらう。

そして僕も含めた新米オヤジたちは、間伐技術訓練組に編成された。
「実践あるのみ」「どんどん伐ってください」と
発破をかけられるも現場に着けば、
伐採の前に藪(やぶ)状態を刈り払う必要がある
となって、低木(雑木)処理や下草刈りに時間を取られた。

下を整えておかないと、木が倒れる際に危険が伴う。
また伐った木を処理するのもやりにくい。

かなり伸びた木も伐り倒し、枝を落として、
一ヵ所にまとめて積み上げていく。
その積み方にも要領があって、何事も
このあとの作業を想定して行なうことを教わる。
なるほど、すべての仕事に通じる鉄則だ。

それにしても、低木といえども立派に育ったのもあって、
なんかこれすらモッタイない気がしてくるのだった。

きれいに整地できたところで、
細かい注意点など指導を受けながら、伐採作業に入る。

結局、木は少ししか伐れなかったけど、
むしろ山仕事へのイメージは広がったか。
どんな仕事でも「木を見て森を見ず」では
ダメだってこと。
簡単なことではないけど。

 

間伐作業を終えた後、
丸太ストーブ(スウェーデントーチ、ウッドキャンドルとも言う)
作りの実演があった。

簡単なようでこれもまた、
なかなか真っ直ぐに切れないのだ。

完成した丸太ストーブの真ん中に大きめの松ぼっくりを乗せ、
火をつける。
松ぼっくりにも脂分があるので、つきやすい。
丸太に火が回れば、静かに燃え続ける。

癒されるひと時。

これもカーボン・ニュートラル、
自然エネルギーだ。
子どもたちも、何かを感じ取ってくれただろうか。
社会づくりの根幹は、なんたって教育だ。

 

ちなみに、スウェーデントーチについて、
娘のムコ殿がアウトドア雑誌『BE-PAL』の記事を送ってきてくれた。
ご興味ある方には、ご参考まで
 https://www.bepal.net/know-how/campfire/77061

 

10月26日(月)の手帳メモから-

菅首相、遅まきながらの所信表明演説。
内容にはいろいろと突っ込みたくもなるが
(日本学術会議の問題は改めて言わせてもらうとして)、
ここでは1点。
「温室効果ガスの排出量を2050年にゼロにする」
との目標が掲げられた事。

宣言しましたね、頑張ってもらいましょう。
ただし、これで「原発推進」を持ってくる魂胆だったら、
断固反対!させていただきます。
それだけは言っておきたいです。

 

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