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2021年、残された10の疑問と怒り・・・

2021/12/30
  • 雑記その他
2021年、残された10の疑問と怒り・・・

すっかりご無沙汰してしまいました。
あれよあれよという間に、年末崖っぷちであります。

書かなくなると、書けなくなる。。。
いわゆるスランプとかではなく、
本当に書けなくなってしまうのです。

激しい世情の流れに頭の整理が追いつかなかったこともあるけど、
夜の気力が続かなくなってきたのと、
経営という名の奥に潜む煩悩にも囚われていたか、
“ 自由に書く ” という行為に勤しめなくなっていました。

 

こんな季節があったことも、遠い昔のようで-


(当地では、稲わらは大事な自給飼料として活用されます。)

 

僕が週2回ペースで通う「丹那そば 亮月」さんでは、
9月に蒔いたソバが10月には花を咲かせ、
11月には収穫を終えました。


(自らソバを栽培する「亮月」店主・鈴木亮司さん。)

 

季節は確実に移ろい、それに合わせるように
人々の営みも刻まれていたのでした。

 

苦戦を強いられていた「酪農王国オラッチェ」も

11月に入ってから、だんだんと子供たちが戻ってきました。

まだまだ油断は禁物ではありますが、こうやって
少しずつ平常を取り戻していってくれることを願うのみであります。
ウィルスは変異を繰り返しながらも、だんだんと
殺傷力自体は弱まってきているようではあるし。
(ワクチンが効いているのかもしれないけど、平時のインフルエンザ級に
 落ち着く方向に向かっていることは間違いないと思う。)

 

さて、この間、自分にもいろんなことがあって、
報告したい事柄がたくさん積まれていったんだけれど、
何も書き残せずに、ついに年末を迎えてしまった。

しょうがないので、ここはひとつ、
僕の中で埋火のように燻ぶり残された
「2021年の10の疑問と怒り、あるいは驚き」
を書き記して、終わりにしたい。

 

それでは、第10位から(まあ、順位はあまり気になさらず)。

第10位‥‥「新しい資本主義」の意味不明。しかしアベノミクスは踏襲するという。
     言葉のまやかしでなければ、ただの目くらましではないか。
     政治家が、国民を前に、こんなふうに言葉を弄(もてあそ)んでいいのか!

第9位‥‥選挙制度の怪。“ ゾンビ当選 ” などという言葉まで生まれた。
     衆院選はやっぱ中選挙区制度に戻したほうがいいんじゃないか。
     そう思わないスか、比例復活当選の小沢一郎さん
       (かつて小選挙区制への移行を仕掛けた張本人と言われたけど、
         こんな今の状況を望んでいたワケではないですよね)。

第8位‥‥東京オリ・パラに利用され、ゴミ袋とともに消えた「宣言」。
     アスリートたちの活躍には感動させられた、勝者からも敗者からも。
     足が絡んで転倒した二人のランナーが
     笑顔で並んでゴールしたシーンを見た時、
     コロナ禍で延期を余儀なくされ、批判に耐えてきた
     彼らアスリートたちこそ、最もリテラシーを鍛えたのではないかと思った。
     一方で、掲げられた「復興五輪」や、それをすが、じゃなかった、
     すげ替えた「コロナに打ち勝った証し」なるスローガンが、
     なんともイヤらしい残滓として残った。
     「復興五輪」は成ったのか?
     あの方に問いたい気持ちが、どうしても消えない。

第7位‥‥気候変動下での「人災」土石流で知った国土の姿。
     7月に、お隣の熱海市伊豆山で発生した土石流災害には驚愕させられた。
     原因は「盛土(もりど)」と判明。産業廃棄物も埋められていたという。
     つまり、これは「人災」である。
     しかも行政の規制も充分にはたらかなかった。
     その後の調査で、
     このような盛土が全国の山林にあまたあることも知らされる。
     改めてこの国の実態を思い知らされた。
     私たちの暮らしの上流は、かくも無残である。

一次産業をないがしろにしてきた罪は、まことに大きい。
「美しい日本を取り戻す」と高らかに謳われた方に、
リアルな「国土」の惨状は見えているだろうか。

しかし、ここから撤去した大量の土砂は、どこへ行ったのだろう・・・

下の写真は9月に東海道線の車中から撮ったもの。
つまり東海道線と新幹線の線路の下を、濁流が突っ切ったのだ。

電車が通過した後で、ぞわっと瞬間的に鳥肌が立ったことを、
覚えていたい。

 

第6位‥‥政権政治家というものは、そんなに「学問の自由」が怖いのか・・・
     日本学術会議の任命問題のその後を見て思ったことである。
     政権のトップが変わろうが、このまま押し通していく意思を感じた。

     いつか来た道、歴史のデジャヴか・・・
     1月に亡くなられた作家・半藤一利さんなら、今の事態をどう描くだろう。
     その作品においてこの事件は、第1章の出来事ではないだろうけど。

「公務員の人事」下に置かれてしまった学者たち。
いっぱい反対の声明は出しても、市井には届いていないようです。

街に出でよ! 学問の自由のためにも。

 

う~ん、今日はここまで。
残りは明日、除夜の鐘が鳴りだす前には書き終えたい。

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