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エビちゃん日記
- 日々日々フルーツバスケット
お屠蘇気分で遊んだ日記を面白半分で上げてしまったけど、
仕事はちゃんと始めてますので、どうか誤解なきよう願います。
今年の始動は1月5日から。
いきなり大地を守る会幕張本社での会議からスタートした。
モノと人をつなげる作業を今年も粘り強く続けようと、
決意を新たにして。
その初日の話。
午前に一本会議をやって、午後からの打ち合わせに入る前に、
前から行ってみたいと思っていたお店を訪ねた。
千葉市花見川区、検見川(けみがわ)神社下にある、
印度料理のお店「シタール」さん。
シタールと言えば
ヒンドゥー文化を奏でてきた北インドの弦楽器だね。
オーナーの増田泰観さんは、今から40年前の1975(昭和50)年、
まだ東京に数店しかなかったインド料理専門店で修業を始め、
81年、ここ検見川で千葉市初のインド料理店を開業した。
そんなに広くない店で、入り口の前から行列ができている。
なんと閉店まで、お客さんの足が途絶えないんだそうだ。
インドからシェフを招き、店内の様相もインドの香りが漂っている。
その味もさることながら、安全性にもこだわっていて、
食品添加物を使わない素材を使っている。
ランチを戴いたのだが、ボリュームがあって、
僕は鶏肉を残してしまったんだけど、
「お持ち帰りになりますか」と、
「タンドリーチキンの温め方」というメモを同封して包んでくれた。
接客にも気持ちが通っていて、素晴らしいお店だった。
実は、シタールさんとわが社とのお付き合いは、
増田さんが直輸入するマンゴーに端を発している。
インドを原産とするマンゴーの、さらにキング・オブ・マンゴーと称される、
ラトナギリ産・Vijai農場のアルフォンソマンゴー。
伝統的農法に則り、除草剤や化学肥料は使わない(農薬使用は3回のみ)。
EUの適正農業規範であるグローバル・ギャップ(GAP)
の認証を取得している。
残留農薬検査に加えて放射能検査の証明書もある。
このマンゴーを使って昨年開発したのが、
ムーラン・ナ・ヴァンのマンゴープリンで、
大好評をいただいた一品となった。
そして、さらに新しい商品開発を進めようとしているところで、
改めてシタールさんを訪ねることができたのだった。
食後に、マンゴー・ラッシーをいただく。
なめらかで品のある甘さ、何とも表現できない。
カレーの国の奥深さを、僕は何も知ってないということだ。
午後の会議も押してたので、あまりゆっくりもできず、
おいとまする。
安全で美味しい、を超えた民衆レベルでのネットワークで
双方を豊かにできるなら、
ささやかな洋菓子にもメッセージが込められる。
この甘美な原料を育てる大地にも足を運びたいものだと、
人とつながるたびに、また欲求は高まっていくのだった。
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