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エビちゃん日記
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新年早々、この国の首相がこう宣(のたま)われた。
「インフレ率を超す賃上げを要請する」
まるで左翼政党か労働組合のような要求、しかも上から目線的に。
これはいったいどういう意味か!
新年のっけから、少々熱くなってしまった。
余計なお世話だ! と。
まあ彼の視野にあるのは、僕らのような中小企業ではなく、
「貯め込んでいる(であろう)大企業」なんだとは思うけど。
インフレ率を上回って賃上げできるためには、
消費が活況である、つまり「景気が良い」ことが求められる
- というのが僕の単純な理解だけど、
いま進む物価上昇は、景気とはぜんぜん結びついてない。
経済用語では「コストプッシュ・インフレ」と言うようだが、
むしろ、すでにスタグフレーション(不景気下のインフレ)状態ではないか。
それを上回る賃上げということは、単純に言えば
「人件費率」を上げろということだけど、
それを実現するための条件は、まずもって自社製品の値上げができること、
営業利益率(儲け)に余裕があること、
あるいはコストダウンの可能な余地が残されていること、
そしてイノベーション(技術革新)だ。
それくらいしか、頭の悪い僕には思いつかない。
しかし、巡り巡って必ずどこかにしわ寄せはいくだろう。
首相の要請に応えて、カッコよく賃上げを約束する
「経団連」首脳企業主の方々には、
ではなぜ今までできなかったのか、と問いたいところだ。
どこよりも給料のいい会社にしたい。
どの企業主だって思っていることだ(と信じたい)。
それによって従業員の安定も図られるし、人材も確保できる。
みんな(やれる範囲で必死に)頑張っていると、僕は信じる者である。
しかし、目の前で進んでいる状況は、生易しい話ではない。
急激に進んだ円安、軌道修正できない「量的緩和策」。
経済成長できない、世界から置いてけぼりにされつつある日本。。。
誰が、何が、この状況をもたらしたのか。
いっぽうで「軍事増税」なる言葉まで飛び出してきている。
狙う先は貯めこんだ企業や投資で儲ける富裕層ではなく、やっぱり
「取りやすいところから」のようだし。
庶民にとっては、インフレとは課税強化に等しいものである。
「インフレ率を上回る賃金アップ」を語るウラには、
優しくも恐ろしいカラクリが潜んでいる
- と思ってしまったのは、僕だけだろうか。
すみません。
情けない経営者の繰り言、「本日の遠吠え」として、お許しを。
新聞紙やTV画面に向かって吠えている場合ではない。
会社は、年明け早々から波乱含みだ。
いきなり、家族のコロナ感染による「濃厚接触者」扱いで、
出勤を控えざるを得なくなった従業員が複数発生したのである。
社長は貧乏ゆすりを抑えられない・・・
第8波による感染者・死者の増加は、
疲れ切った国民をあざ笑うかのような勢いだ。
ワクチンはどうなっちゃったんだろう。
ウイルスの「変異」は、私たちに何を教えているのか。。。
皆さま。
いっぽうでインフルエンザもまた流行期に入ったようです。
しっかりと免疫力を高めましょう。
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金先生はダジャレがお好きなようです。
最近聞くところによると、
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研究が進むことを願ってやみません。
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日記は3日でやめられますが、食はやめることができません。
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