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エビちゃん日記
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岸田首相の年頭会見には、まだ言いたいことがある。
「本日の遠吠え」を、もうひとつ。
-「異次元の少子化対策」に対して-
軍事増税のために後回しにしたのかと思ったら、
大胆っぽい、高らかな宣言である。
しかし、その内容は、これから検討するという。
そしたら間髪を入れず自民党議員から、
「消費税率を上げるしかない」なる観測気球的発言まで飛び出した。
政策内容も示されないうちに、「財源確保に増税を」というのか。
内容も財源もこれからで「異次元」とは・・
何という軽々しい「キャッチコピー政治」なんだろう。
思えば「アベノミクス」から、いや小泉さんからの傾向か・・・
「少子化」は、もう20年以上前から指摘されてきたことだ。
「想定外」の地震や津波の到来では、ない。
国家の赤字がひたすら膨らむなかで、格差を拡大させ続けてきたなかで、
「異次元の~」とは・・・どう頑張ってもカッコよく見えない。
まあ、春に示されるであろう具体策を見させていただくとするが、
たとえば公立小中学校の給食費の全額無償とか、
「異次元」と啖呵切る前にやれることあるんじゃないか。
安部政権以降、「子ども食堂」がどれだけ増えたか、知っているか?
- とは言っておきたい。
政治の変化は、恐るべき勢いである。
若者たちよ、これでも「何も変わらないし~」と言えるか。
僕には「変わりまくり」にしか見えないよ。
このままでは、どんどん搾り取られていく。
実質賃金の低下を、それでも「自己責任」としてくれるなら、
経営者としては楽だけど、それでいいか・・・
招かれつつある未来への想像力を、たくましくしよう。
守るべき、高めるべきは、等身大の「自給力」か。
そのための「連帯経済」のリアリティを、創り出していく必要がある。
・・・と、2023年の冒頭に、記しておきたい。
1月7日(土)、丹那盆地では、
伝統行事「どんど焼き」の準備が行われていた。
「左義長」(さぎちょう)とも呼ばれる火祭り。
小正月に、松飾りやしめ縄、書き初め、だるまやのし袋などを持ち寄って燃やす。
その炎で年神様を天に送り、穢(けが)れを清める。
五穀豊穣、家内安全、無病息災、商売繁盛と、
けっこう欲深く願いも託して、火がかけられる。
ここ丹那盆地でいつから続けられてきたのかは知らないけど、
今年も準備されていることを、
よそ者ながら、尊敬の念をもって眺めさせていただいた。
準備を整えたあとで、記念撮影をする地元の方々。
頼もしいね。
さて、焼くのは小正月(15日)かと思っていたら、
翌8日(日)のお昼前に行ったら、すでに焼かれ、片付けが行われていた。
ま、伝えられてきた行事を残すだけでも、
なかなかに「しんどい」んだよね。
ただ、でも、天は言いそうな気がする。
問題は日ごろの精進だ。
お前たちは、あれもこれもと願うけれど、
行ないを見れば、天(=自然の摂理)に背くばかりではないか、と。
「未来を守る」気概なく、目先の利益のみ求める民の願いを
叶えるのは、神といえども、なかなか難しいだろう。
だから、弱い矛盾だらけの僕は、神さまに願掛けはできない。
ただただ毎年、「頑張ります」と誓うのみである。
年末は反省だらけだとしても-
「どんど焼き」が、
新しい決意の更新とともに続けられることを願いたい。
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