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エビちゃん日記
- 日々日々フルーツバスケット
- 脱原発・自然エネルギー
党派・結社に倚らず、組織的しがらみの空気も読まず、
権力的地位の濫用(造語です)に異議申し立てをするのは、
「民主主義」を守るためのボランティア活動のようなものかもしれない。
-と、そう開き直って、外聞も気にせず(いや少しは気になるが)、
書き続けようと思う。 つまり、え~と、ま、要するに、
「本日の遠吠え」やめましぇん! ってことだけど・・・
「調べてみたが、原発で死亡事故が起きた事例は、ゼロだ」
徳川家康がどこで生まれたのかも知らない若造の発言ではない。
泣く子も黙る、AそうJ民党副総裁のご講演でのご発言である。
これぞフェイク! の見事な例文と言えるか。
仮にもし、本当にそう思っているなら、呆れるばかりの無知ぶりである。
しかも「調べた」上でのこと、だと。
さすがにすかさず、官房長官が「死亡事故は起きている」と修正した。
04年の美浜原発での配管事故(5人死亡)や、
茨城「JCO」での臨界事故(2名死亡)は勘定には入ってなく、さらには
3.11以後に亡くなった2千人を超える「関連死」者の思いも、
視野にはないということだ。
汚染された農地に絶望して「原発に殺された」と書いて自死した農民。
避難中や避難先で亡くなった、
本来なら普通に治療を継続できたであろう患者さんや、
ふるさとを追われ、たどり着いた仮設住宅で
「帰りたいなぁ・・」と泣きながら息を引き取った老人。
家族の捜索を止められて強制的に退去させられた人たちの、
今もさいなまれているであろう無念や後悔や、謝らなくてもいい位牌への謝罪
などなど、まったく意に介さない無神経さ。
これが「重鎮といわれる政治家」の資質だと言わんばかりに・・
どのような意図での発言なのかは、まあ想像できる。
ただここでは、思い切ってひと言吠えるにとどめたい。
この人は、難民や貧困に寄り添うことはない。つまり僕が思う「政治家」ではない。
貴殿は「サイテーの俗物政治屋」だ!
政府が進める「原発回帰」。
東電の旧経営陣に対する強制起訴に対する二審の無罪判決。
言いたいことは山ほどあるが、それはいずれまとめて吐き出したい。
いずれにせよ、このことだけは固く誓うこととする。
原発事故によって、たくさんの人が愛する故郷を追われ、亡くなったことを、
ゼッタイに忘れない。
さて、気を取り直して、今回は嬉しい自慢話をひとつ。
伊豆市の山中、下白岩という場所に
立派なワイナリーとホテルにスポーツ施設なども備えた、
「中伊豆ワイナリーヒルズ」という総合型リゾート施設がある。
ワイナリーからは10ヘクタールに及ぶブドウ園が見渡せ、
その向こうには富士山も眺望できる、
なかなかいいスポットだ。
原野を切り拓き、この地にワイナリーをオープンさせたのが2000年。
その後着実にワインの評価を高め、今では毎年のようにコンクールで受賞し、
2019年には「日本ワイナリーアワード」で ★★★★(四ツ星)を獲得。
「全般的に良質で安定感があり、銘柄やヴィンテージによっては
傑出したワインを生み出すワイナリー」(四ツ星の基準)として、
全国屈指のワイナリーに育ってきている。
-と、なんでここの紹介をしているかというと、
その「中伊豆ワイナリーヒルズ」から、昨年秋、
ワイン用品種「ヤマ・ソービニオン」100%のぶどうジュース
製造を依頼されたのである。
何度かの打ち合わせの後、
製造にあたったのは昨年12月16日。
超高級ぶどうジュースが完成した。
で、販売されているところを見ておきたいと思い、
1月10日、メンマの営業で中伊豆を回ったついでに立ち寄ってみた、
というワケ。
フロントの隣に、落ち着いた雰囲気の売店が設えてあった。
その一番手前に、並んでいたよ、
ウチが仕上げた「ワイン用ぶどうのジュース」が。
立派、立派と、息子の成人を祝うような気分。
お値段もすごい。
ワインより高いぞ!
(もちろんもっと高いワインも並んでいるけど・・)
化粧箱に入れられた贈答用も用意されていた。
“ 「伊豆の風土」で育ったブドウを、「伊豆の品格」を持ったワインに ”(HPから)、
と郷土の誇りを表現しようとする姿勢にも共感を感じる。
伊豆の一メーカーとして協力できたことを、ここは誇りにしたい。
ワイナリーHPの、オンラインショップにはなぜか登場しないので、
現地でしか買えないのが気になるところだけど、
何はともあれ「売れてほしい」と、ここは願掛けでも何でもやりたい気分。
とても上品な味に仕上がった『ワイン用ぶどうのジュース』です。
きっと「ブドウの品格」が良いのでしょう。
ふだん飲みにはハードル高いけど、
ハレの日に、あるいはご自身へのご褒美の時に、そして勝負の贈答用に、
ご指名がつくことを願うや切。
独りで飲むにはもったいないけど、
今夜は特別に、確認の意味も込めて、いただいた。
何たって、「有機米使用の純米大吟醸酒」以上の、ジュースである。
気持ち的には「とても品格ある酔い心地であった」
・・と言っておきたい。
しかし・・・「品格」って、どうしたら身につくのか。
かの副総裁に聞いてみたい。
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