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エビちゃん日記
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過去に眼を閉ざす者は、現在にも盲目であり、
未来にも同じ過ちを犯すだろう。
非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、
また同じ危険に陥りやすい。
東西統一時代をまたいでドイツの大統領を務め、
“ドイツの良心”と称えられた
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー氏の、有名な演説の一節。
1月31日に94歳で亡くなられ、今日、
ベルリン大聖堂で国葬が営まれた。
その報道とともに “ 残された言葉 ” が引用されているが、
まるで今の時代に向かって語りかけてくるようで、とても哀しい。
若い人たちにお願いしたい。
他の人々に対する敵意や憎悪に駆り立てられることのないように。
敵対するのではなく、たがいに手を取り合って生きていくことを
学んでほしい。自由と民主主義の擁護には法と裁判所だけでは足りない。
市民的勇気が必要である。
深く肝に銘じたい。
ヴァイツゼッカー氏に比較して
この国の宰相の精神の貧しさを指摘する人たちもいるけど、
私の問題として受け止めよう、と言いたい。
“ 市民的勇気 ” -忘れないようにしたい。
そんな思いを腹の底にしまいながら、日常に戻る。
こちらは毎年恒例の
「大地を守る東京集会」の準備が佳境に入ってきている。
9日(月)には東京・目黒の COBO さんを訪ね、
打ち合わせを行なった。
COBO(ウエダ家)さんが育てた自然乳酸菌EPS(特許出願中)
を基にした、まったく新しい「からだをととのえる食品」の開発。
まだ試作途上だけれど、思い切って
東京集会でお披露目させてみよう、という計画である。
無添加、無加糖、自然発酵によって素材の力が最大限に引き出された
手づくり工芸品のような食品群。
COBO(株)代表の植田夏雄さんは、これを「クラフト食品」と呼ぶ。
まずはこれ。
良質の大豆(豆乳)と米酢、有機紅花油、自然塩にEPSが加わり、
自然発酵によって発現した不思議な植物性マルチクリーム。
植物性原料100%なのに、チーズや生クリームのような味わい。
ヨーグルトでも、マヨネーズでもない。
腸内善玉菌に栄養を与え、腸から体を調(ととの)える。
消化の負担をかけずにタンパク質や脂質が摂れるので、
子どもやお年寄りにもおススメ。
野菜やパンに塗る、肉に塗って焼くなど
料理への想像力が広がっていくクリーム。
その2。
これ1本で食事になる、国産全粒粉100%発酵バー。
無加糖、無添加。国産の全粒粉にぶどうとナッツを加えて
自然発酵させたバー。
粉は全粒粉100%なのにパサつかず、しっとりタイプに仕上がってきた。
時間がない時の朝食替わりに、残業の合間に、おやつに、トレーニングの前後に、
消化に負担をかけないエネルギー源として活用できる。
写真上のバーは、なんと古代小麦を使って焼き上げたもの。
COBOさんとフルーツバスケット・ケーキ工房(ムーラン・ナ・ヴァン)の
協同による挑戦が続いている。
さて、あと2週間でどこまで辿りつけるか。
不安もあるけど、それ以上にお見せできる喜びのほうが大きい。
たくさんの人に試食いただいて、
その感想が完成度を上げるパワーになると願って、登場させたい。
「大地を守る東京集会 -オーガニックフェスタ2015」は、
どなたでもご参加いただけます。
フルーツバスケットは、
「オーガニックマルシェ」にて各種製品の販売を行なう他、
試食もできるよう「ご試食ルーム」にも出品しています。
そして「COBO & フルーツバスケット」による
自然乳酸菌EPSの紹介ブースを設置して(たぶん試食ルームの手前)、
皆さまをお待ちします。
是非ご参加ください。
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