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エビちゃん日記
- 食・農業・環境
暑い!
とにかく暑すぎますね!
こんな時、汗をかいた後は、
なんといってもかき氷。
フルーツバスケットの
かき氷シロップは現在10アイテム。
原料にもこだわり、無添加で
素材の味が生きるロングセラーです。
是非お試しください。
7月に入社した女性スタッフが
インスタグラムを更新し始めてくれたので、
こちらもお時間ある時にでも
覗いてみてくれると嬉しいです。
さてと。
8月に入ったというのに、
6月の報告で
まことにお恥ずかしい限りですが、
どうしても残しておきたい
報告があるので、お許しを。
6月22日(日)、
「畠山重篤さんと
森は海の恋人を 想う会」
という集まりがあったので参加した。

畠山重篤さん。
宮城県気仙沼市舞根(もうね)地区で
カキ漁師を営む傍ら、
「森は海の恋人」をスローガンに
植林活動を続け、
多くの著作を残した文人でもある。
今年4月3日、
肺血栓塞栓症で亡くなられた。
享年81。
大地を守る会時代から
私のブログに登場してもらったのは、
記憶をたどれば、本の紹介も含めると
8回あったか。
特に記憶に残るのは、
3.11後の福島で、生産者の女性たちが
集まった会議で講演をお願いしたこと。
そして築地にお招きして主催した講演会。
漁業者として何度も来た場所で
「講演に初めて呼ばれた」と、
たいそう喜んでくれた。
僕にとって、人生の指針を与えてくれた
「偉大なる人」の一人である。
その畠山さんを偲ぶ会が
「畠山重篤さんと 森は海の恋人を 想う会」
と銘打って催された。
場所は東京大学伊藤国際学術研究センター。
漁師・畠山重篤は、多くの学者たちに
刺激を与え、育てたのだ。
参加者は150~200人ほどだったか。
会場のロビーには
畠山さんの数々の雄姿と
活動の記録が飾られていた。

正午開会。
記念の講演は3名の方から。
第24代京都大学総長・
尾池和夫氏による
「森と海の日本列島」。

地震が起きる場所は
土壌が豊かになる。
活断層には道ができる。
急流で軟水の文化が発達した日本、
だからこその森・川・里・海の
連環なのである。
二人目は、
元京都大学フィールド科学教育
研究センター長の田中克氏。
「『森は海の恋人』と『森里海連環学』
の協働が見据える未来」と題して
話された。

畠山さんの神髄は
「人の心に木を植える」の言葉に
表れている。
環境と経済のトレード・オフを
シナジーに転換させ、
森と海そして市民の協働による
植林活動が全国各地に飛び火した。
未来に向けて
私たちが歩むべき道は、
人類のふるさと 海 への
旅である、と。

三人目は、
重篤さんの3男で
NPO法人森は海の恋人
の新理事長となった畠山信さん。
「森は海の恋人の歩みとこれから」
について語った。

「森は海の恋人」植樹祭は
1989年から始まった。
背景には、
森の荒廃による海の環境悪化と
上流部のダム建設計画があった。
舞根湾から大川を遡り、
30km離れた岩手県の山(室根山)
で始めた森の再生活動は
うねりのように広がり、
2000年、
ダム計画はついに中止となる。
反対運動によってではなく、
森から海までの人々のつながりによる
環境づくり運動が止めたのである。
その後多くの研究者が当地を訪れ、
森の豊かさが海を育てていることが
実証されていく。

舞根地区は東日本大震災のあと、
宮城県で唯一、防潮堤を拒否した
場所としても注目された。
まだまだ道半ばのなかでの
父の逝去であったが、
森川海のつながりに立脚した
まちづくりを、これからも地道に
進めていきたいと、
信さんは語られた。
記念講演のあとは、
多目的ホールに移動しての
交流会となる。


信さんはじめ
何人かの方とお喋りしたが、
意外に思ったのが、
有機農業関係者の顔がみえない
ことだった。
会ったのは茨城県八郷町の
有機農家、魚住道郎さん
(日本有機農業研究会理事長)
くらい。
魚住さんもそこは
「不思議だね」
と漏らされていた。
理由は・・よく分からない。
信さんに、
会費を払ってるだけの会員である
ことを詫びたところ、
「僕らにはそういう方も大事です」
と笑ってくれた。
実際、長らく会員でありながら、
僕が植樹祭に参加したのは
6年前(2019年6月)
の一度だけ。
そのときの写真を1枚貼り付けて
終りにしたい。

(左から二人目が重篤さん。右端が私)
英語のhuman(人間)の
語源は、腐葉土を意味する
ラテン語のhumusから来ていると
畠山さんから教わった。
腐葉土のように、
生命を育む存在であれ、と。
忘れないで生きてゆきたい。
最後に、おまけの情報を。
会場で出会った映画プロデューサー・
矢間秀次郎さんから、
畠山さんを偲んでの
追善上映会の案内を頂きました。
矢間さんとは、
1995年に制作された映画
『続あらかわ』
以来のお付き合いです。
追善上映の映画は、
矢間さんがプロデュースした
『悠久よりの愛』。
上映は9月16日(火)、
場所は東京・飯田橋駅前の
東京ボランティア市民活動センター。
13:30開場、14:00~上映。
上映後は金子サトシ監督と矢間さんの
トークも予定されています。
先着80名の事前予約制で、
もしかしたらもう締め切られている
かもしれませんが、
申込先は「水の映像フォーラム」を
主宰する矢間秀次郎さんまで。
メールアドレス:
h-yazama@oregano.ocn.ne.jp
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