logo

BLOG

エビちゃん日記

トップ エビちゃん日記

今年のGWは能登でボランティア

2024/05/06
  • あんしんはしんどい日記
  • 震災復興
今年のGWは能登でボランティア

皆様
今年のゴールデンウィークは、
いかがだったでしょうか。

いろんな過ごし方があったかと思いますが、
いずれにせよリフレッシュできたなら
よかったですが。

「仕事でそれどころじゃない!」
だった方には、再びこれを。

「おつかれ生です!」

 

私はというと、暦通りで、
前半は埼玉の自宅に戻って、
いま話題の映画
「アルツハイマー」、じゃなかった、
「オッペンハイマー」を
妻と観に行っただけ。

映画ど素人の個人的感想としては、
水爆開発に反対したことによる
共産主義者(ソ連のスパイ)容疑の
陰謀と政敵との駆け引きよりも、
「原爆の父」のその後の深い葛藤を
もっと掘り下げて描いてほしかった、
と思いました。

 

連休後半に入る間の通常勤務では、
こんな嬉しい一報がありました。

2月に製造を引き受けた
熱海のカフェ「ORGANIC BOX
を経営する
杉本夫妻依頼の「ぽんかんジュース」が、
4月30日、早くも「完売!」になった
との連絡。
昨年の完売!報告が6月12日だったので、
一ヵ月以上早い「SOLD OUT」。

「おめでとう」の祝辞より、
「来年はもっと増やしましょう」
のセリフが先に出てしまった。

聞けば、新しい苗も植えたとのこと。
すぐには増えないけど、
こうやって自然栽培の農園を
ずっと応援していければ、嬉しい。
杉本さん、頑張ってね。

 

そして連休後半は―

毎年5月3~5日は、
特別な事情がない限り
福島・会津での堰さらい
ボランティアと決めていたけれど、
今年は思わぬ機会を得て、
能登の災害復興支援のボランティアに
参加することにした。

 

堰さらいボラ呼びかけ人の
浅見彰宏さん
お詫びの連絡を入れ、
大和川酒造に「種蒔人」カンパを手配して、
体は能登に-

日程は、5月2日~4日。
2日の夜にバスで東京を発ち、
3日の朝には能登に着いて、
終日ボランティア作業。
そしてその夜には
またバスで東京に戻ってくる
(4日朝・東京着)、
バス車中2泊という強行軍。

案内をいただいたのは、
エコツアー専門の旅行代理店「リボーン
代表の壹岐(いき)健一郎さんから。

アースデイ東京との共催で、
現地受け入れの手配もできて
実現の運びとなった。

バスは例によって天ぷら油
(廃食油を回収して精製したBDF
  =バイオディーゼル燃料)
で走らせる。

CO2は排出しないけど、
燃費はリッター2~3km。
トランクルームには、
天ぷら油を詰めたポリタンクが
たくさん積まれている。

 

2日夜9時、
東京駅丸ビル前を出発。
参加者は小学生から70歳近いシニアまで
21名。 僕は高齢クラス・・

災害復興支援の車には、
高速料金はかからない。
これは個人のマイカーの場合でも
適用されると教えていただいた
(ただし現地の認可が必要)。

 

夜の車中はなかなか熟睡できず、
うつらうつら状態で過ごす。

首都高-外環-関越-北陸-能越
-と走り、明け方には
「のと里山海道」に入る。

このあたりから、損壊した道路
や風景が目に飛び込んでくる。
バスの揺れも激しくなってくる。
もはや寝てられない。
(熟睡できている人が羨ましい。)

二車線が一車線になり、
反対車線が崩落した箇所が
断続的に続く。

地震から4ヵ月。
復旧にはまだまだ時間がかかる
ことと思う。

 

幸い、天気は快晴。
朝焼けの能登の田園風景が
垣間見えた。

穏やかに見えるが、
多くの家屋の屋根には
ブルーシートがかけられたまま。

 

朝6時半頃、
目的地である能登町の
ボランティア拠点に到着。

受け入れ団体は、阪神淡路から
ボランティア経験を積んできた
オープン・ジャパン」さん。

注意されたのは、
「この場所が推測できるような写真は
 SNS等でアップしないでほしい」
ということ。

場所が分かると、
気軽な体験希望者や余計な取材や
他県からの来訪など、
いろんな人が突然やってきて
対応に苦慮したりするのだそうだ
(しかもすべてが善意とは限らない)。

僕らは宣伝活動に来たんじゃない。
ボランティア活動に集中したいので、と。

 

空地の駐車場には、2月に紹介した
みんな元気になるトイレ
が設置されていた。
愛知県刈谷市から派遣されたものだ。

助け合いのネットワーク、
いいね。
函南町にも導入させたい。

 

8時、この日のボランティアに
集合がかけられる。
本日の人数は70名強とのこと。

ラジオ体操をやって、
注意事項を受け、
支援地・内容によって振り分けられる。

アースデイ東京組は、
鵜川という地区を割り当てられる。

僕はそのなかで一番きつそうな、
「蓮光寺」というお寺での
倒壊した鐘撞(かねつき)堂の
“ 鐘の救出 ” 作業というのに
手を挙げた。

「若いもんには負けられないからね」
の思いを見透かしたように、
アースデイ東京のハッタケンタロウさん
が厳重注意する。
「頑張りすぎる人ほどキケンです」

 

場所は、ここ。

 

さて、いよいよ作業に入る。

続きは次回に。

お問い合わせ

Contact

商品、委託加工、
その他ご不明点につきましては、
お気軽にお問い合わせくださいませ